ケーブルを追加する
種別・サイズ・本数を入力して「追加」を押してください。複数種類のケーブルをまとめて計算できます。
用途(占有率の目安・参考値)
用途ボタンは参考値の呼び出しショートカットです。最終的な占有率は現場・設計者の判断で直接入力してください。
※ 表示している 50 / 60 / 40% はあくまで参考値で、法令・規程で一律に決められている数値ではありません。内線規程等では幹線ケーブルの多条敷設で 50% 前後を目安とする記述が見られますが、制御・高圧については現場慣行・メーカー設計手引き・社内基準によります。最終判断は設計者・電気主任技術者が行ってください。
計算結果
ケーブル外径合計(補正後)
—mm
必要ラック幅
—mm
推奨 標準幅
—mm
想定占有率
—%
総重量(ケーブル分)
—kg/m
推奨 支持間隔
—m 以内
ケーブルを追加すると判定を表示します
※ 動力(電力)ケーブルは曲げ・離隔を見込んで外径×1.2倍で計算しています。
※ 重量はケーブル分のみです。ラック本体の自重・付属金具は含みません。メーカー許容荷重は必ずカタログ値で確認してください。
※ 重量はケーブル分のみです。ラック本体の自重・付属金具は含みません。メーカー許容荷重は必ずカタログ値で確認してください。
ラック断面 配置イメージ
※ 断面図は占有率の概略イメージです。実際の敷設はケーブルの配列・多段・離隔・曲げ半径を考慮して設計してください。
用語の意味(占有率・ラック幅など)
- ケーブルラック:ケーブルを多条敷設するための「はしご状」または「トレイ状」の支持材。天井・壁・ピットに設置される。
- 占有率:ラックの有効内幅に対する、ケーブル外径の合計の比率(単層換算)。値が大きいほど詰まり、放熱・増設余裕が減る。
- 標準幅:メーカーが標準ラインアップする有効内幅(100/150/200/300/400/500/600/800/1000/1200mm 等)。
- 許容電流の低減:多条敷設ではケーブル許容電流が減少するため、ラック段数・占有状況も考慮した電流検討が別途必要。
- 支持間隔:ラックを支える支持材(吊りボルト・振れ止め)の間隔。標準は2m以内。
- CV:架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル。CV(3心一括)/CV単心/CVT(トリプレックス)/CVQ(4心)など複数形態がある。
- FP:耐火ケーブル。消防用設備等の非常電源回路に使用。ラックを他系統と分けるのが基本。
ケーブル外径 早見表(本ツール内蔵データ)
600V CV(3心一括)
| サイズ | 2 | 3.5 | 5.5 | 8 | 14 | 22 | 38 | 60 | 100 | 150 | 200 | 250 | 325 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 外径(mm) | 11 | 12 | 14 | 15.5 | 17 | 21 | 25 | 31 | 40 | 46 | 54 | 58 | 65 |
600V CVT(トリプレックス)
| サイズ | 14 | 22 | 38 | 60 | 100 | 150 | 200 | 250 | 325 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 外径(mm) | 21 | 24 | 28 | 33 | 41 | 47 | 55 | 60 | 66 |
6,600V CV-T(高圧)
| サイズ | 22 | 38 | 60 | 100 | 150 | 200 | 250 | 325 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 外径(mm) | 43 | 47 | 52 | 58 | 65 | 73 | 78 | 84 |
※ 外径値はメーカー・製造ロットにより数mm異なる場合があります。貫通寸法や厳密な設計はメーカーカタログで確認してください。CV単心・CVQ・600V VVR・FP等は「その他カスタム入力」で外径を直接指定できます。
ケーブル重量 参考値(kg/m)
| 種別 | サイズ | 質量(kg/m) |
|---|---|---|
| CV 3心 | 22sq | 0.84 |
| CV 3心 | 38sq | 1.36 |
| CV 3心 | 60sq | 2.12 |
| CV 3心 | 100sq | 3.50 |
| CV 3心 | 150sq | 5.06 |
| CV 3心 | 200sq | 6.78 |
| CVT | 22sq | 0.85 |
| CVT | 38sq | 1.33 |
| CVT | 100sq | 3.28 |
※ 上記以外のサイズ・種別については、本ツールでは外径から近似した概算重量を表示します。実重量はメーカー値をご確認ください。ラック本体・金具の重量は別途加算が必要です。
ケーブルラックの支持間隔
- 標準的な支持間隔は 2m 以内(内線規程・各メーカー標準)。
- 重量ケーブルを多数載せる場合は、たわみを避けるため 1.5m 以内に縮めるのが一般的。
- 屋外・高湿・高温や、地震時の想定荷重が大きい箇所は、メーカーの許容荷重曲線で再検討する。
- 曲がり部・分岐部・終端部の直近は、必ず補強支持を入れる。
※ 本ツールは総重量(kg/m)から支持間隔の目安を自動提案しますが、ラック種別(鋼製ラダー/アルミ/軽量)により許容荷重が大きく異なります。最終的な支持間隔はメーカー荷重表と現場条件で判断してください。
離隔・曲げ半径・混載のルール
- 高圧と低圧の離隔:原則として15cm以上離す(同一ラック上に並べる場合)。可能であればラックを分ける。
- 強電と弱電の離隔:誘導障害を避けるため、電力回路と制御・通信・光は別ラックが望ましい。同居せざるを得ない場合は離隔板(セパレータ)で区画する。
- 消防用 耐火ケーブル(FP等):他の一般動力と同一ラックに混載しないのが基本。専用系統で敷設する。
- 曲げ半径:ケーブル外径の8倍以上(CV系)が目安。高圧CV-Tは原則外径×10倍以上と指示されることが多い(メーカー値を確認)。
- 貫通・立ち上がり:貫通部は耐火措置、立ち上がりは自重でずり落ちないようバンドで固定。
施工上の注意・現場でのポイント
- 将来増設を見込み、占有率は余裕を持って(計算値より一段上のラック幅を選定)設計する。
- 重いケーブル(60sq以上)は、延線時の落下・ラック変形に注意。ローラー・ガイドを使用する。
- ラック端部・分岐金具は、カタログの許容曲げ・許容荷重を守る。
- 屋外・腐食環境ではSUS/溶融亜鉛めっき/樹脂コーティング等、環境に合った材質を選ぶ。
- 電気主任技術者の許可・施主仕様書(メーカー指定・色指定など)を優先する。
※ 現場の最終判断は、電気主任技術者・元請け・設計事務所・メーカーの指示に従ってください。本ツールは計画検討用の概算です。