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DDK合同会社 Digital Design Knowledge

配管ラック選定ツール

ツール一覧
① ケーブル選択
② 配管種類選択
計算結果
ケーブル明細

ケーブルを追加・変更した場合は再計算してください

用語の意味
占有率(充填率)
配管内の断面積に対する、収容ケーブルの断面積合計の割合。内線規程では原則48%以下(同種ケーブル)、異径・異種ケーブル混在時は32%以下が目安。曲げ多数のルートはより余裕を持たせる。
CVケーブル
架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル。低圧動力・幹線で最も多く使われる。CV2C・CV3C・CV4Cは芯数を表す。
CV-T(トリプレックス)
単心CVケーブル3本を撚り合わせたもの。3心一括で扱うが、放熱が良いため単心相当の許容電流が取れる。
CV-Q
単心CVケーブル4本を撚り合わせたもの。動力+接地用などで使用。
IV線
600Vビニル絶縁電線(単線・より線)。電線管内で使用する。単独での裸布設不可。
弱電ケーブル
信号・通信・制御用のケーブル(LAN・同軸・FCPEV・CVVなど)。電力ケーブル(強電)とは配管・ラックを原則別にするのが基本(離隔が必要)。
ケーブルラック
多数のケーブルを並列に敷設するための梯子状の金属製架台。幅(W)×高さ(H)で表す。H=100・H=70が一般的。
金属ダクト・レースウェイ
ケーブル・電線を金属製のダクト内に収めて布設する方式。工場・機械室など露出配線で使用。
余裕率
ラック選定時に「ケーブル外径合計×倍率」で幅を求めるときの係数。一般に 1.2 前後を目安にし、将来の増設を見込む場合はさらに大きく取る。
現場でのポイント
配管内の占有率:内線規程では同種ケーブル48%以下、異種・異径混在で32%以下が目安。許容電流も本数が増えると補正(電流減少係数)が必要。
強電と弱電の離隔:同じ管・同じラックに入れるのは原則NG。並行走行時も30cm以上の離隔、交差は直角交差が基本。ノイズ対策が必要な回路は特に厳守。
曲げ半径:CVケーブルの最小曲げ半径は仕上外径の6倍以上(単心8倍)。配管のS字曲げ回数が多いと入線が困難になるため、曲げ箇所は1区間3箇所以内を目安に。
ラックの許容積載荷重:幅・支持間隔・メーカーにより上限が決まっている。ケーブル総重量がラックの許容を超えないか必ず確認。現場ではメーカーカタログ(未来工業・ネグロス電工等)を参照。
防火区画貫通:ラック・配管が防火区画を貫通する場合は耐火処理(ロックウール充填・耐火パテ・ブロック等)が必要。建築との取り合いを必ず確認。
ケーブルの自重支持:垂直立ち上げ部ではケーブル自重で引張力が働く。適切な位置にケーブルクランプ・結束バンドで支持する。
関連規程・参考資料
参照版号(ツール作成時点)内線規程 JEAC 8001-2022年版電気設備技術基準・解釈(経済産業省・現行版)/関連 JIS(各規格の現行版)。規程は数年ごとに改訂されます。最新版との差異は現場の設計図書・電気主任技術者の判断を優先してください。
内線規程(JEAC 8001):電線管の電線本数・占有率(3115節)、ケーブルラックの選定・施工(3165節)、電流減少係数(1340節資料)などを規定。本ツールの基礎データはここに準拠。
電気設備技術基準・解釈:第159〜第164条で金属管工事・合成樹脂管工事・ケーブルラック工事の基本事項を規定。
JIS C 8305(鋼製電線管:厚鋼・薄鋼・ねじなし)/JIS C 8340(鋼製電線管用の付属品):電線管本体と付属品の寸法・品質規格。
メーカーカタログ(未来工業・ネグロス電工・三和電気工業 等):ケーブルラック・電線管・付属品の最新仕様・許容荷重。最終選定時に必ず参照する。
※ 本ツールは設計・施工の補助用です。最終判断は設計図書・電気主任技術者・メーカー技術資料に従ってください。