このツールについて
電気工事でよく使う電線管(配管)の呼び径と外径・内径をまとめた早見表です。 貫通孔・スリーブ径の検討、ボックスコネクタ・カップリング手配、現場での寸法確認にお使いください。
JIS規格値ベース
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外径・内径一覧
| 呼び径 | 外径 (mm) |
内径 (mm) |
管重量 (kg/m) |
|---|
貫通孔・スリーブ径の目安
コンクリート壁やスラブの貫通には、配管外径 +10〜20mm程度のスリーブを入れるのが一般的です。 モルタル充填や断熱処理を行う場合は、さらに大きめにとります。
※ 貫通部の防火区画・耐火処理(ロックウール充填、耐火パテなど)が必要な場合は、建築側と必ず取り合いを確認してください。
最終的なスリーブ径は、現場条件・施工基準書に従ってください。
用語・補足
厚鋼管(G管)・薄鋼管(C管)・ねじなし管(E管)の違い
- 厚鋼管(G):肉厚が最も厚く、屋外・埋設・重要配線に使用。ねじ切りで接続。
- 薄鋼管(C):肉厚が薄く、屋内の露出・隠ぺい配管に使用。ねじ切り接続。
- ねじなし管(E):ねじを切らず、コネクタの止めネジで固定。施工が早い。
VE管・HI管・CD管・PF管・FEP管の違い
- VE管:硬質塩ビ電線管。屋外・埋設・露出で使用。
- HI管:耐衝撃性硬質塩ビ。寒冷地・衝撃のかかる場所で使用。
- CD管:オレンジ色の可とう管。コンクリート埋設専用(露出不可)。
- PF管:自己消火性のある可とう管。露出・隠ぺい・埋設すべて可。
- FEP管:波付硬質合成樹脂管。地中埋設の送電・通信線用。
呼び径と外径が一致しない理由
- 金属管の呼び径はおおよその内径を表す数字(例:厚鋼管G28 → 内径28mm前後)。
- 樹脂管(VE・HI・CD・PF)の呼び径は内径の近似値。
- FEP管の呼び径は内径の近似値で、波付のため外径は大きくなる。
参照版号(ツール作成時点):JIS C 8305(鋼製電線管)/JIS C 8340(付属品)/JIS C 8430(VE管・HI管)/JIS C 8411(PF管・CD管)/JIS C 3653 関連(FEP管)。いずれも各規格の現行版を参照。JIS は改訂されることがあるため、最新版との差異はメーカーカタログ・設計図書で確認してください。
※ 外径値はJIS規格および各メーカー標準品のカタログ値を参考に掲載しています。
出典規格:厚鋼管・薄鋼管・ねじなし管=JIS C 8305(鋼製電線管。付属品はJIS C 8340)/VE管・HI管=JIS C 8430/PF管・CD管=JIS C 8411/FEP管=JIS C 3653 関連。
メーカー・ロットにより若干の差がありますので、正確な寸法は実測または最新のメーカーカタログでご確認ください。