試験種別を選ぶ
※ 候補問題の寸法・材料・結線は年度によって変わります。必ず(一財)電気技術者試験センターの公式候補問題で最終確認してください。
試験時間タイマー
40:00
第二種(40分)/複線図は5分以内が目安
候補問題を選ぶ(例年の傾向)
※ タイトル・概要は例年の出題傾向をまとめた参考情報です。正式な単線図・寸法・材料・結線は公式候補問題PDFをご確認ください。
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No.1
正式な単線図・寸法・材料リストは(一財)電気技術者試験センターが毎年公表する公式候補問題PDFでご確認ください。本ツールでは図版は掲載していません。
複線図の描き方(基本ルール)
- 電源を描く。単相2線は白(接地側)と黒(非接地側)、単相3線は中性線(白・接地側)と両端(黒・赤)。
- 白(接地側)を負荷(ランプ・コンセント)まで直接つなぐ。スイッチには通さない。
- 黒(非接地側)をスイッチとコンセントの電源側につなぐ。
- スイッチから負荷側(照明)へ戻り線を描く(色は黒が基本、3路・4路では赤も使う)。
- 三相は赤・白・黒(R・S・T)で、接地側の指定がない点に注意。
- 接地線は緑。接地極付コンセントの接地端子・金属製器具へつなぐ。
- ジョイントボックス内の接続点を明確にし、電線ごとに色の整合を確認する。
覚え方:「白は負荷へ直通、黒はスイッチ・コンセントへ、スイッチから戻りは黒/赤」。これを崩さなければ複線図は大きく外れません。
リングスリーブ 圧着早見表(JIS C 2806 準拠)
| 電線の組み合わせ | スリーブ | 圧着マーク |
|---|---|---|
| 1.6mm × 2本 | 小 | ○ |
| 1.6mm × 3〜4本 | 小 | 小 |
| 1.6mm × 5〜6本 | 中 | 中 |
| 2.0mm × 2本 | 小 | 小 |
| 2.0mm × 3〜4本 | 中 | 中 |
| 1.6mm × 1本 + 2.0mm × 1本 | 小 | 小 |
| 1.6mm × 2本 + 2.0mm × 1本 | 小 | 小 |
| 1.6mm × 3〜5本 + 2.0mm × 1本 | 中 | 中 |
| 2.0mm × 2本 + 1.6mm × 1〜3本 | 中 | 中 |
※ 「小」スリーブで2本だけの場合のみマーク「○(丸)」、それ以外は「小/中/大」の刻印マーク。試験で迷ったらまず本数と太さで総断面積を意識する。
差込形コネクタの種類と使い分け
| 種類 | 差込本数 | 主な使い方 |
|---|---|---|
| 2本用 | 2本 | 渡り線・負荷の二又接続など |
| 3本用 | 3本 | 電源 + 負荷2本、スイッチ側の分岐 |
| 4本用 | 4本 | コンセント渡り・多分岐の接続 |
※ 差込形コネクタは電線の長さを揃えて奥まで差し込む。透明部から心線が見えていなければ差込不足、逆に心線が飛び出ていれば露出過大で欠陥。
欠陥の判定ポイント(一発不合格・軽微)
重大欠陥(即・不合格)
- 未完成・未接続(配線がつながっていない)
- 誤った極性接続(ランプレセプタクル・露出コンセントの接地側に黒を結線など)
- 器具の結線間違い(スイッチと負荷の入れ替え、渡り線の誤り)
- リングスリーブの圧着マーク違い(例:中が必要なのに小で圧着)
- リングスリーブの先端から心線が出ていない、または大幅にはみ出す
- 差込形コネクタの差込不足で心線が見えている
- 電線の被覆を噛み込む・シースを傷つける
- ケーブル外装(シース)剥ぎ不足、または剥ぎすぎ
- 寸法が施工条件の50%以下で明らかに不足
- 金属管・PF管の接地漏れ(必要な場合)
軽微な欠陥(複数で不合格になる場合あり)
- 心線の露出が少し長い/短い(規定範囲内を超える軽度の誤差)
- ランプレセプタクルの「のの字曲げ」が不十分
- ねじの締付不足(ゆるみ・半締め)
- ケーブル外装の損傷が軽微
- 作業跡・傷が僅かに残る
※ 判定基準は(一財)電気技術者試験センターが公表する「欠陥の判断基準」が正式なものです。本一覧は現場・参考書で広く知られている代表例をまとめたもので、最終的な合否判定は公式基準に従います。
標準的な作業手順
- 複線図の作成目安 5分以内
問題用紙の余白に複線図を描く。電源・スイッチ・負荷・接続点・電線の色を確定する。 - 器具・材料の確認目安 2分
支給材料を並べ、数量・ケーブル種類・リングスリーブのサイズを確認する。 - ケーブル切断・シース剥ぎ目安 10〜15分
施工条件の寸法(±50%以内)でケーブルを切り、必要な長さだけシースを剥く。心線の被覆を傷つけない。 - 器具への結線目安 10〜15分
ランプレセプタクル・露出コンセントは「のの字曲げ」で締付。端子台・引掛シーリングは極性を確認。 - リングスリーブ/差込形コネクタでの接続目安 5〜8分
ジョイントボックス内の接続を複線図どおりに行い、圧着マーク・差込長さをチェック。 - 完成確認目安 2〜3分
極性・結線・寸法・心線露出・圧着マーク・シース噛み込みを最終点検する。
※ 時間配分はあくまで目安です。試験時間は第二種40分/第一種60分。複線図を省略すると結線違いが起きやすいため必ず描くことをおすすめします。
持参工具リスト(指定工具)
指定工具(必須)
- ペンチ
- ドライバー(プラス)
- ドライバー(マイナス)
- 電工ナイフ
- ウォーターポンププライヤー
- スケール(目盛付き)
- リングスリーブ用圧着工具(黄色柄)
持参が認められている便利工具(任意)
- VVFストリッパー
- 電工ナイフ代替のケーブルカッター
- 合格クリップ(接続補助)
- 合格マルチツール類
※ 圧着ペンチは「リングスリーブ用(黄色柄)」を必ず持参。裸圧着端子用(赤柄)は不可。電動工具・カッターナイフは使用不可。詳細は受験案内で必ず確認してください。
ジョイントボックス内の結線ルール
- 電源の白は負荷(照明・コンセント)へ直接つなぐ。スイッチには通さない。
- 電源の黒はスイッチ・コンセントの電源側へつなぐ。
- スイッチから出た戻り線(負荷へ向かう線)は原則 黒。3路・4路では途中に赤が入る。
- コンセントが複数ある場合の渡り線は、電源の黒・白に合わせて色を統一する。
- 接地線(緑)は接地極付コンセントの接地端子・金属製器具の接地端子につなぐ。
- 接続方法(リングスリーブ/差込形コネクタ)は施工条件で指定される。必ず条件どおりに使い分ける。
※ 接続点では同じ色同士を基本に。色が変わる場合はスイッチ戻り線など明確な理由がある時のみ。
試験情報(受験資格・合格基準・スケジュール)
- 試験時間 第二種:40分/第一種:60分
- 合格基準 欠陥なしで完成させること(時間内に完成しない・重大欠陥があると不合格)
- 受験資格 第二種:誰でも受験可/第一種:誰でも受験可だが免状交付に実務経験が必要
-
試験実施時期(例年)
第二種 上期:5〜7月/下期:10〜12月
第一種:10月頃(年1回、CBT方式導入年あり) - 公表 候補問題は試験の数ヶ月前に公式サイトで公表される(単線図と施工条件)
※ 受験日程・合格発表・申込方法は年度により変わります。最新情報は必ず(一財)電気技術者試験センター 公式サイトでご確認ください。
公式資料・学習リソース
- 候補問題 公式PDF(当年度) 電気技術者試験センター /トップ → 「電気工事士試験」→ 候補問題 のページで年度ごとに公表(第二種は13問、第一種は10問)。単線図・施工寸法・材料はこちらが正本です。
- 欠陥の判断基準(公式) 同センター内「技能試験の概要」ページで、重大欠陥・軽欠陥の具体例が写真付きで公開されています。必ず一度は目を通してください。
- 受験案内・申込 電気技術者試験センター 受験案内 /申込期間・受験地・試験日程・合格発表時期はここから確認。
参考書・練習教材(市販)
- 複線図の描き方・練習問題集 オーム社/電気書院/日本電気協会 などから毎年「技能試験完全解答」「候補問題の複線図と施工手順」が出版されています。複線図の正解図は市販の参考書か公式PDFで確認するのが確実です。
- 練習用 材料セット ホーザン(HOZAN)などの工具メーカーが、候補問題13問分の材料と工具をセットにした「技能試験練習用セット」を販売。実際に作って練習するのが合格への近道です。
- 解説動画(無料) ホーザン公式YouTube「電工試験の虎」シリーズや、各参考書出版社の解説動画で、候補問題ごとの複線図と施工手順を動画で確認できます。検索:「候補問題 No.1 複線図」など。
※ 外部リンクはすべて別窓で開きます。DDK合同会社はリンク先の内容に責任を負いません。最新情報は各公式サイトでご確認ください。