モーター条件の入力
※ 本ツールの許容電流値は 空中(気中)布設・周囲温度30℃・70℃絶縁 を前提とした目安値です。
電線管内・暗渠・地中埋設で使う場合や、同一管内で多心まとめする場合は、内線規程の電流減少係数を掛けて許容電流を下げる必要があります(例:電線管内 CV 3芯 100mm² は 300A → 約233A 程度)。
正確な布設条件での選定は「DDK電線・ブレーカー選定ツール」もあわせてご確認ください。
電線管内・暗渠・地中埋設で使う場合や、同一管内で多心まとめする場合は、内線規程の電流減少係数を掛けて許容電流を下げる必要があります(例:電線管内 CV 3芯 100mm² は 300A → 約233A 程度)。
正確な布設条件での選定は「DDK電線・ブレーカー選定ツール」もあわせてご確認ください。
計算結果
定格電流
-A
始動電流
-A
推奨電線サイズ
-sq
推奨ブレーカー(MCCB)
-A
推奨電磁開閉器
-A級
サーマル設定値
-A
計算根拠
入力後に表示されます。
※ 本ツールの値は 概略計算 です。最終判断はメーカーの仕様書・動作特性曲線を確認し、始動頻度・周囲温度・配線距離(電圧降下)を考慮してください。
三相誘導電動機 標準値(出力別・定格電流・始動電流目安)
| 出力(kW) | 200V(A) | 400V(A) | 直入始動(A) |
|---|---|---|---|
| 0.2 | 1.4 | 0.7 | 8 |
| 0.4 | 2.4 | 1.2 | 14 |
| 0.75 | 4.0 | 2.0 | 24 |
| 1.5 | 7.0 | 3.5 | 42 |
| 2.2 | 10.0 | 5.0 | 60 |
| 3.7 | 15.0 | 7.5 | 90 |
| 5.5 | 21.0 | 10.5 | 126 |
| 7.5 | 28.0 | 14.0 | 168 |
| 11 | 40.0 | 20.0 | 240 |
| 15 | 55.0 | 27.5 | 330 |
| 18.5 | 68.0 | 34.0 | 408 |
| 22 | 80.0 | 40.0 | 480 |
| 30 | 105.0 | 52.5 | 630 |
| 37 | 127.0 | 63.5 | 762 |
| 45 | 154.0 | 77.0 | 924 |
| 55 | 188.0 | 94.0 | 1128 |
| 75 | 252.0 | 126.0 | 1512 |
※ 力率・効率はメーカー・極数で異なります。JEC-2137等の一般的な4極標準電動機を想定した参考値。
計算式と始動方式の違い
定格電流(三相)
I = P × 1000 ÷ (√3 × V × cosφ × η)
- P:定格出力(kW)
- V:線間電圧(V)
- cosφ:力率(一般的に 0.80〜0.88)
- η:効率(一般的に 0.80〜0.92)
始動電流の目安倍率
- 直入始動(全電圧始動):定格電流の 6〜8倍(JEC-2137 標準電動機・メーカー実績値。現場目安)。小容量(概ね 3.7kW以下)で一般的。0.75kW以下の極小容量では5倍程度の場合もあるため、最終値はメーカー仕様書で確認してください。
- スターデルタ始動:定格電流の 2〜2.5倍。始動時はY結線で電圧 1/√3・トルク 1/3。起動後Δ結線に切替。中容量で多用。
- インバーター始動:定格電流の 1〜1.5倍。周波数を低くから上げて加速させるため突入が最小。省エネ・加減速制御が可能。
- リアクトル始動:定格電流の 3〜5倍。電源との間にリアクトルを挿入し電圧降下で起動電流を抑制。
電線・ブレーカー・電磁開閉器・サーマルの選定根拠
電線サイズ(内線規程 3605-3 の考え方)
- 許容電流 ≧ 定格電流 × 1.25(50A以下)/定格電流 × 1.1(50A超)(電動機1台分岐:内線規程 3705-3)
- 電線種別(IV / CV / CVT)と敷設条件で許容電流が変わる
- 長距離配線は電圧降下(標準2%以内)でサイズアップが必要
配線用遮断器(MCCB)
- 電動機保護兼用MCCBは 定格電流の概ね3倍 を基準に選定(内線規程 3605-4)
- 上限は「電線許容電流の 2.5倍以下」または「始動電流で誤動作しない値」
- インバーター始動の場合は小さめ(2倍程度)でも可
電磁開閉器(マグネットスイッチ)
- AC定格使用電流が 定格電流以上 のものを選定
- 使用頻度(AC-3 / AC-4)で級数を上げる
サーマルリレー(過負荷保護)
- 設定値は 定格電流の 1.00〜1.15倍 の範囲
- 周囲温度 40℃を超える場合は補正
- CTを介する場合は一次電流換算で設定
現場での注意事項・関連規程
- 始動頻度が高い(30回/時 以上)場合は上位の開閉器・サーマルに
- 周囲温度 40℃超・高所・盤内高温部では電線許容電流を減らす
- 長距離(概ね 30m 超)は電圧降下を計算し、サイズアップを検討
- インバーター駆動は漏電遮断器の種類(高周波対応B形)に注意
- 動力と電灯は同一遮断器で混在させない
- 電動機1台専用でない幹線は内線規程 3605-2 の式で計算
- 関連規程:内線規程 3605、電気設備技術基準解釈 第148条、JEC-2137(標準電動機)、JEM-TR(電磁開閉器選定)
※ 現場の最終判断は、電気主任技術者または設計責任者の指示に従ってください。